研究課題/領域番号 |
18H03546
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
大城 幸雄 東京医科大学, 医学部, 講師 (10535008)
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研究分担者 |
北原 格 筑波大学, 計算科学研究センター, 教授 (70323277)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 肝切除術 / 手術シミュレーション / 手術ナビゲーション / 肝切除 / 肝臓 / 手術 / ナビゲーション / 3D / シミュレーション / 術中ナビゲーション / 医工連携 / 3Dカメラ |
研究成果の概要 |
肝胆膵手術における柔軟臓器の形状推定と術前モデルへの実時間位置合わせを行う肝手術ナビ教育ツールの開発と正確性を検討した。オプティカルセンサーで構成したステレオビジョン方式の3Dカメラを2台使用して臓器形状、位置、切離面、切離線を3D撮影、解析し、切離の位置合わせをシミュレーション画面で行った。術野で抽出した切離線データの座標をシミュレーションソフトウェアに送り肝臓CGモデル上の対応する位置に切離線点群の位置を反映させた。肝受動がなく切離線の浅い外側区域切除において、グリソンが出現するタイミングはほぼ一致しておりナビゲーションの効果は有効であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3D手術シミュレーションはワークステーションの発展を背景に肝臓手術で保険収載となって以降必要不可欠となった。肝臓の内部は、門脈、胆管、肝静脈などの脈管が複雑に交錯しており脈管走行を把握しなければ、脈管損傷による大量出血につながり生命の危険性が高まる。手術合併症を減らすためには、シミュレーションによる事前準備に加えて、手術手順や脈管などの不可視部位をリアルタイムで可視化、提示するナビゲーション支援の出現が待たれている。手術の進行に応じて形状が変化した3D-CGモデルを観察できれば、切離位置と切離プロセスを容易に把握可能であり、次の切離の予見が可能なナビゲーションとなり手術の安全性向上につながる。
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