研究課題/領域番号 |
18H03548
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
和田 洋一郎 東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (10322033)
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研究分担者 |
小泉 憲裕 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (10396765)
小木曽 公尚 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30379549)
織内 昇 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40292586)
杉山 暁 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (40562715)
羽場 宏光 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 室長 (60360624)
久下 裕司 北海道大学, アイソトープ総合センター, 教授 (70321958)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 短寿命α線放出核種 / 核医学治療 / 加速器 / 自動化装置 / 放射性医薬品 / アルファ線放出核種 / 自動化 / α線内用療法 / ラジオアイソトープ / サイクロトロン / α線医薬品 |
研究成果の概要 |
悪性疾患に対して有用である短寿命α線核種の供給が可能となり、その医薬品応用が急激に進展している。しかしながら我が国には海外より厳格な規制があり、創薬研究を推進するには技術的優位性を活用する必要がある。本提案は、国内における加速器施設の充実、多様なドラッグデリバリーシステムのリソース、自動化技術の蓄積に立脚し、α線放出核種を安全かつ効率的に医薬品応用する技術を確立する。国内外で実績を上げてきた、α線放出核種製造チーム、医薬品標識チーム、及び自動化・機械学習チームの3チームからなる研究体制によって、研究の枠組みを超えた技術開発を行い、医療経済と国際競争力の強化に貢献することを目的としている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
短寿命α線核種の効率的な製造・精製技術の開発を行うため、効率的にアスタチン-211を精製する工程の自動化を進めた。RIビームファクトリーではギガベクレル量で製造するための標的照射装置の開発を行った。さらに、ホットラボ室で乾式蒸留法によって、高収率、高純度で精製する技術開発を行った。次に、新規DDSを用い、がん細胞へ的確に核種を集積させるため、自動化に適した標識技術を開発した。最後に、α線核種を高速かつ安全に精製・標識する計測制御システムにおいて、ロボットシステムとセンサフュージョンシステムとのフィードバック結合により、ロボットシステムを内包する、上位のロボット管理制御システムを構築した。
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