研究課題/領域番号 |
18H03555
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
梅津 光生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90132927)
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研究分担者 |
八木 高伸 早稲田大学, 理工学術院, 主任研究員(研究院准教授) (00468852)
岩崎 清隆 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20339691)
坪子 侑佑 早稲田大学, 理工学術院, 次席研究員(研究院講師) (40809399)
松橋 祐輝 早稲田大学, 理工学術院, その他(招聘研究員) (50754777)
伊関 洋 早稲田大学, 理工学術院, 教授(任期付) (90119892)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 血液循環シミュレータ / 小容量拍動ポンプ / 脳動脈瘤モデル / 循環シミュレータ / 医療機器 / 塞栓コイル / 非臨床試験法 / 血液適合性 |
研究成果の概要 |
研究代表者(梅津)の血液循環シミュレータ開発45年の総仕上げとして、従来の1/6 のスケールの“超小型血液循環シミュレータ”を開発した。その回路にヒト新鮮血を注入し、このミニ循環内に脳動脈瘤の破裂を未然に防ぐことを狙った新規医療機器のフローダイバータ留置を行った。シミュレータ内の圧力・流量の関係は、ヒトの血行動態と酷似し、超音波診断装置で撮像した結果から、血栓形成過程も明らかとなった。以上より、今回開発した超小型血液循環シミュレータは、実臨床における効果的な治療指針を決める上での有益な手段となりうることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義:2014年の薬事法の70年ぶりの大改訂により、医薬品と同様に医療機器においても、その性能や安全性に関して審査の段階で科学的根拠を明確に示すことが要求されている。本研究では、単に動物実験の成果をまとめて示す方法とは異なり、血液循環シミュレータにより新規医療機器の性能の明確化を図るという点で学術的意義がある。
研究成果の社会的意義:従来、アイディアをなかなか実用化・市販化に反映できないという現実があった。そこで、血液循環シミュレータを実臨床に近い形で応用し、新規治療デバイスのリスク分析を科学的に行える。その結果、迅速かつ有効に臨床に導入する道筋ができたことは社会的意義がある。
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