研究課題/領域番号 |
18H03562
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90150:医療福祉工学関連
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
昆 恵介 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (30453252)
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研究分担者 |
春名 弘一 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (00712168)
稲垣 潤 北海道科学大学, 工学部, 教授 (50337052)
関川 伸哉 東北福祉大学, 総合福祉学部, 教授 (60326717)
清水 新悟 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (00736390)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | フォアフットロッカー / 脳卒中 / 装具 / 転倒予防 / カーボン / 適合支援 / 歩行 / 短下肢装具 / 歩行支援 / カーボン装具 / 脳卒中片麻痺者 / カーボン材料 / 非接触センサ |
研究実績の概要 |
多くの脳卒中片麻痺者では歩行中のフォアフットロッカー(FFR)機能が消失し,転倒リスクが増加する.本研究では単脚支持期間中に麻痺側の踵を挙上させフォアフットロッカーを機能させるための装具の開発と評価を目的とした. 我々は短下肢装具の歩行においてFFRを作るには,足関節へのアプローチではなく,足部MP関節へのアプローチが必要であると考えた.そこで足部MP関節部にエネルギー蓄積機構を有し,脳卒中片麻痺者に対して単脚支持期での踵挙上を支援するターミナルスタンスアシスト装具(以下:HUS-AFO:Heel Upper Spring AFO)の開発と評価を行ってきた. これまでには脳卒中片麻痺者2名に装着し,FFRの出現を確認してきた.また,この研究で得られた知見は,短下肢装具の機能を背屈遊動とした場合では床反力作用点(COP:Center of Pressure)が前進しなかったが,背屈制動の短下肢装具ではCOPが前進することを明らかにした.さらにHUS軸より前方にCOPが移動することで単脚支持期中に踵を挙上させることを明らかにしてきた. HUS-AFOはこのように世界で初めて3つのロッカー機能を構築することが可能であったが,4節リンクの構造が複雑であり,耐久性に乏しく実験中に何度か破損を経験するとともに,製作工程も複雑でかつ,HUSデバイスと装具が一体化しており,対象者所有の装具が活用できないなど汎用性に乏しく,片麻痺者への受け入れも不良であった. 今後はこれらの問題を解決するためには,本人がすでに利用している装具とは独立し,装着が容易でかつ耐久性に優れた装具の受け入れを良好にするアイディアが必要であり,インソールタイプでも可能である知見を得られた.
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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