研究課題/領域番号 |
18H03570
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分1:思想、芸術およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 暁生 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70243136)
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研究分担者 |
藤原 辰史 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (00362400)
小関 隆 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (10240748)
三輪 眞弘 情報科学芸術大学院大学, メディア表現研究科, 教授 (20336647)
橋本 伸也 関西学院大学, 文学部, 教授 (30212137)
佐藤 淳二 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (30282544)
森本 淳生 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (90283671)
上田 和彦 関西学院大学, 法学部, 教授 (90313163)
田辺 明生 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30262215)
藤井 俊之 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (30636791)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
27,820千円 (直接経費: 21,400千円、間接経費: 6,420千円)
2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2021年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 人文学 / 芸術 / 配信 / 音楽 / 物語 / 配信芸術 / 生命 / 語り / 文芸理融合 / ポストヒューマン思想 / 2022年 / 21世紀 / 歴史学 / 現代アート / 思想史 / 1970年代 / 環境思想 / ミニマルミュージック / 人新世 / アート / 環境 / 人文工学 / 文理融合 / メディアアート / 現代 / 人間性 / 歴史 / 1970年代 / 精神分析 / 経済学 / 21世紀 / 主体 |
研究成果の概要 |
21世紀的人文学の「語り口」を模索しようとする本研究においてクローズアップされたのは、「アートを通した人文知の感性的な社会発信」である。当初の計画ではアートと人文学のコラボによる「作品」の公開を最終年度に予定していたが、3年目にあたる2020年度にコロナ禍が起こり、その状況を受けて文芸理融合のオンラインイベントの試みとして「ぎふ未来音楽展2020 三輪眞弘祭 -清められた夜-」(9月19日)(佐治賞およびサントリー音楽賞を受賞)をライブ配信、並行して岡田暁生『音楽の危機』を出版(小林秀雄賞を受賞)。また2023年8月には論文集『配信芸術』(アルテスパブリッシング)を出版の予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人文学の危機とは近代市民社会を支えてきた人間性Humanitiesの危機である。すなわち全人類的問題であり、これを従来のような文字の媒体だけで広く社会に訴えることは難しい。理系研究にはそれを応用して社会に働きかける工学があるのと同じく、文系研究においても応用人文学が必要である。そして具体的にはそれは芸術と呼ばれてきたものにほかならない。多大な社会的注目を集める作品制作を達成できたことが本研究の最大の成果である。
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