研究課題/領域番号 |
18H03598
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館 |
研究代表者 |
伊藤 嘉章 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 未登録, 客員研究員 (80213099)
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研究分担者 |
小泉 惠英 (小泉 恵英) 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 未登録, 副館長 (40205315)
木川 りか 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部博物館科学課, 課長 (40261119)
原田 あゆみ 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部文化財課, 課長 (20416556)
白井 克也 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部企画課, 課長 (70300689)
渡辺 祐基 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部博物館科学課, 研究員 (20825583)
志賀 智史 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部博物館科学課, 室長 (90416561)
楠井 隆志 福岡県立アジア文化交流センター, その他部局等, 課長 (30446885)
河野 一隆 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部, 部長 (10416555)
早川 典子 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存科学研究センター, 室長 (20311160)
川村 佳男 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部企画課, 室長 (80419887)
望月 規史 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部企画課, 主任研究員 (80635251)
川畑 憲子 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部企画課, 室長 (00463505)
森實 久美子 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部文化財課, 室長 (70567031)
酒井田 千明 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部企画課, 研究員 (70750181)
大橋 有佳 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部博物館科学課, アソシエイトフェロー (10804388)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
44,330千円 (直接経費: 34,100千円、間接経費: 10,230千円)
2021年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2019年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2018年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
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キーワード | アジアの文化財 / 文化財の修理技法 / 文化財の製作技法 / 製作技法 / 修理技法 |
研究成果の概要 |
アジア地域と日本との交流を精力的に紹介している九州国立博物館では、アジア諸国の貴重な文化財の修復にも積極的に協力している。本研究は、より適切な修理のための基礎データを得るため、アジアの伝統的文化財の製作技法や修復技法について調査を行なった。タイ、インドネシア、ミャンマー、ベトナム、内蒙古での調査では、それぞれの気候や文化に根差した材料や技法を知ることができた。コロナの影響で渡航ができない期間は、オンラインによりシンガポールや大英博物館の東洋絵画の修理状況を調査し、西洋的な考え方を取り入れた修理の状況を知ることができた。また、灰汁を固着被災文書の修復に用いるなど伝統材料の新たな使用法も検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
九州国立博物館などの博物館等では、文化財を通じて日本や世界の文化の面白さを発信している。博物館等は、海外諸国の文化との交流を通して国や民族の違いを超えた親しみを醸成し、国際協力の礎とする使命も帯びている。九州国立博物館は開館以来、学術的にも多くのアジア諸国と協定を結び、協力体制を育んでいる機関であり、修理分野においても、これからもお互いの文化の理解のうえに国際協力を続けるうえで、本研究は大きな意義があると考える。
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