研究課題/領域番号 |
18H03620
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分6:政治学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
城山 英明 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部・教育部, 教授 (40216205)
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研究分担者 |
江間 有沙 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (30633680)
松尾 真紀子 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部・教育部, 特任准教授 (40422274)
谷口 武俊 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部・教育部, 客員教授 (50371216)
永井 雄一郎 日本大学, 国際関係学部, 助教 (50749033)
岸本 充生 大阪大学, データビリティフロンティア機構, 教授 (60356871)
ヘン イークァン 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部・教育部, 教授 (80780618)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
34,060千円 (直接経費: 26,200千円、間接経費: 7,860千円)
2021年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2020年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2019年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2018年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 新興技術 / 情報技術 / バイオテクノロジー / 民間主体 / 情報共有 / ホライゾンスキャニング / ソフトロー / ELSI / 分散型ガバナンス / ガバナンス / 情報 / 偽情報 / 産学民連携 |
研究成果の概要 |
AIガバナンスの国別分野別比較、実践的枠組としてリスクチェーンモデル開発を行い、「AIガバナンスの課題と展望」をまとめた。又ゲノム編集技術のガバナンスや日本の規制課題を検討し「新たなバイオテクノロジーの社会導入」をまとめた。さらに他技術との比較、リスク学・ELSI等の観点も踏まえ横断的検討を進め「新興技術ガバナンスの構造」、“Futures Ecosystems and Nudges for Futures Literacy"をまとめた。特に未来リテラシー、ソフトロー、応用領域毎アプローチ・技術別横断的アプローチ関係、関心領域拡大、原則の実践を担保するメカニズムの重要性を指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
技術が社会にもたらすリスクのガバナンスについては原子力や遺伝子組み換え食品等を巡り研究されてきた。しかし、AI等の新たな情報技術や新たなバイオテクノロジー(ゲノム編集技術等)では、技術進展スピード、民間主体を含む関与アクターの拡大、リスク範囲の拡大といった新たな特徴が観察される。そのため、これら新興技術のガバナンスの検討は実践的社会的に必須である。また、リスクに対応する国際的ガバナンス研究は、環境に関する国際レジーム論等で展開されてきたが、新興技術に関するガバナンス研究、特に民間主体に焦点を当てた研究は少なかったため、本研究には学術的意義もある。
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