研究課題/領域番号 |
18H03621
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分6:政治学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
阪本 拓人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40456182)
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研究分担者 |
古城 佳子 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (30205398)
遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70251311)
武内 進一 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (60450459)
福西 隆弘 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 開発研究センター, 主任調査研究員 (80450526)
キハラハント 愛 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10806459)
瀧川 裕貴 東北大学, 文学研究科, 准教授 (60456340)
村瀬 洋介 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, 研究員 (30709770)
大石 晃史 青山学院大学, 国際政治経済学部, 研究員 (60814944)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
42,770千円 (直接経費: 32,900千円、間接経費: 9,870千円)
2021年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2020年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2019年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2018年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | グローバルガバナンス / 人間の安全保障 / ネットワーク科学 / データサイエンス / 持続可能性 / 開発援助 / 国連 / テキスト分析 / データ科学 |
研究成果の概要 |
持続可能な平和と開発を実現するため,国際社会では国家・国際機関・非政府組織(NGO)・民間企業など様々な主体が協働して地球規模の課題に取り組んでいる.本研究では,このグローバルな協働のネットワークの全体像やその変容を明らかにするため,文理様々な分野の研究者の協力のもと,先端的なネットワーク科学やデータ科学の手法を駆使した学際的な研究を行なった.結果,開発援助のグローバルな協調が過去半世紀にわたって拡大・多様化する一方で,援助・被援助の関係において比較的安定的な構造を保持してきた点など,様々な興味深い知見が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
紛争・感染症・貧困・気候変動など人類は地球規模で様々な課題に直面しており,これらの課題を解決し,持続的な開発と平和を実現していくためには,国際社会の多種多様なアクターの協調と協働が欠かせない,このような協調と協働のネットワークは,その巨大さ・複雑さゆえにこれまでその全貌が十分に把握されてこなかった.本研究は,計算機を駆使した最新の分析手法によりその限界を乗り越え,開発援助などの分野でこうしたネットワークの全体構造とその変化を厳密に捉えることができた.その成果は学術のみならず,上記のような課題に対する国際社会の取り組みにも資するものである.
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