研究課題/領域番号 |
18H03642
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
戸堂 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30336507)
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研究分担者 |
堀井 俊佑 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 准教授 (00552150)
清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
日野 愛郎 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30457816)
高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
井上 寛康 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (60418499)
柏木 柚香 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 災害過程研究部門, 特別研究員 (00912495)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
43,940千円 (直接経費: 33,800千円、間接経費: 10,140千円)
2022年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2021年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2020年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2019年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2018年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
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キーワード | ネットワーク / グローバル化 / 多様性 / 保護主義 / 学融合 / 大規模データ / 社会実験 / 閉鎖性 / 行動経済学的実験 / ビッグデータ分析 |
研究成果の概要 |
本研究は、大規模な企業データを用いて、グローバル化のようなネットワークの拡大が経済ショックの波及の経路となること、とは言えネットワークを多様化することで波及の悪影響を軽減できることを示した。また、社会実験・自然実験によって、社会的な接触によって異集団とのつながりを構築し、ネットワークを多様化できることはありうるものの、その効果が常に発発現するわけではないことを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、最大で100万社以上の大規模な企業データや独自調査や社会実験による開発途上国における農村世帯データなどを利用して、学際的な研究手法によって、ネットワークの多様化の要因と影響について様々な新しい知見を得た。本研究の成果は、サプライチェーンの多様化が経済の強靭性に貢献すること、社会的接触によってネットワークの多様化が進む可能性があることなどを示していることから、米中分断などによって反グローバル化が進もうとする現在、大きな社会的含意があり、多くの書籍、記事、セミナーで社会に向けて発信された。
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