研究課題/領域番号 |
18H03643
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
中林 純 近畿大学, 経済学部, 准教授 (30565792)
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研究分担者 |
広瀬 要輔 明治学院大学, 経済学部, 助教 (10761398)
西脇 雅人 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (80599259)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
39,650千円 (直接経費: 30,500千円、間接経費: 9,150千円)
2020年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2019年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2018年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
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キーワード | 談合 / 繰り返しゲーム / 識別 / 協調行動 / 競争政策 / スクリーニング |
研究成果の概要 |
本研究では、全国1700余りの地方自治体の発注した公共工事の入札結果を集めて、これまでにない大規模なデータセットを構築し、入札談合の理論・実証分析を行った。具体的には、1)談合をデータから識別する新しい手法を提案し、2)疑似実験等の統計的手法を用いて、繰り返しゲームの理論研究で示唆された談合の成立・維持・崩壊メカニズムの検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1)で提案した談合の識別手法は、企業ごとの談合参加の有無などに関して、既存の手法よりも高い精度で判定することができ、競争当局や企業のコンプライアンス部門が談合をデータからスクリーニングするという新たな実務分野を開拓することが期待される。また2)については、その結果を繰り返しゲームの理論分析にフィードバックすることを通じて、理論研究を一層発展させることが可能となり、さらには談合を抑止する入札制度設計に応用されることが期待される。
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