研究課題/領域番号 |
18H03649
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分8:社会学およびその関連分野
|
研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
杉野 勇 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (80291996)
|
研究分担者 |
轟 亮 金沢大学, 人間科学系, 教授 (20281769)
尾嶋 史章 同志社大学, 社会学部, 教授 (30177224)
平澤 和司 北海道大学, 文学研究院, 教授 (30241285)
小林 大祐 金沢大学, 人間科学系, 教授 (40374871)
歸山 亜紀 群馬県立女子大学, 文学部, 准教授 (50767358)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
43,420千円 (直接経費: 33,400千円、間接経費: 10,020千円)
2021年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2019年度: 16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
|
キーワード | 社会調査方法論 / 複合モード調査 / ウェブ調査 / 多文化共生 / 複合モード / 非確率オンラインパネル / 追跡縦断調査 / オンラインパネル追跡調査 / 逐次複合モード / 対象者追跡縦断調査 / Mixed Mode Survey / Multi-cultural society / Paradata / Comparative Survey / モードパタン比較 / オンラインパネル / Computer Assisted Survey / Mixed Mode / Para data / Survey Methodology / Multi-cultural Society |
研究成果の概要 |
社会調査の困難状況において,調査方法の刷新の為に,まずは他に類を見ない3モード4パタンの複合モード比較調査を確率標本に対して実施した。それに基づいて1年後にウェブ先行型逐次複合モード調査を実施し,予想より高い回収率など良好な成果を収めた。さらに,非確率オンラインパネル追跡調査を第3波まで実施して,Covid-19下での同一個人内の変化を辿ることが可能になったと同時に,確率標本に対する2つの調査と比較することで,それぞれの調査方法の特徴の探求を行った。また,それらの調査に種々のサーヴェイ実験やセンシティヴ質問技法を組み込み,排外主義や多文化共生に対する社会意識の精緻な解明を目指した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
長く問題視され続けてきた社会調査の困難に対応する為に,最近の情報コミュニケイション技術を十分に活用した形での社会調査方法論の実験的な検討を重ね,極めて比較可能性の高い複数の方法による調査データの蓄積を行った。これにより,信頼し得る情報が得られるための社会調査の実施方法について稀少で緻密な知見を得られたものと考える。同時に,種々のサーヴェイ実験やセンシティヴ質問技法を同一もしくは類似の質問内容について繰り返し試行する事で,それらの技法の性能についてより深い理解が得られた。さらに,偶然にもCovid-19の流行の前後で高度に比較可能なデータを蓄積出来た為,そのインパクトについて探究する事が出来た。
|