研究課題/領域番号 |
18H03713
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
磯部 忠昭 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 専任研究員 (40463880)
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研究分担者 |
服部 香里 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (10624843)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
46,930千円 (直接経費: 36,100千円、間接経費: 10,830千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 42,770千円 (直接経費: 32,900千円、間接経費: 9,870千円)
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キーワード | 原子核時計 / 不安定核 / RIBF / TES / トリウム / トリウム-229 |
研究成果の概要 |
これまで主に使用されてきたTESが感度のあるエネルギー領域は最大10keV程度である。本研究課題における光のエネルギーは30keVとそれに比べて高いため、最大40keV相当のX線まで測定できるTESの開発をNISTと共同のもと行った。30keVのX線への感度を高めるため、X線吸収体として金を採用し試作品の作成を進めた。 また飛行時間分別装置に設置する電子検出器の設計を行い、崩壊電子測定用シリコン検出器の準備を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TESはゲルマニウムをはじめとする半導体検出器よりさらに分解能の良い次世代検出器として注目を浴びている。これまでTESは10keV以下のX線領域をターゲットとした研究開発が行われてきたが、本研究における極低励起準位を探索する為、より高エネルギー領域のX線をターゲットとした検出器が開発されつつある。これは本研究にとどまらず、ミューオン原子といった他のX線高精度測定への応用が期待できる。
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