研究課題/領域番号 |
18H03719
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分16:天文学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長田 哲也 京都大学, 理学研究科, 名誉教授 (80208016)
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研究分担者 |
松谷 晃宏 東京工業大学, オープンファシリティセンター, 主任技術専門員 (40397047)
入部 正継 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (60469228)
山本 広大 京都大学, 理学研究科, 特定助教 (70738319)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
43,810千円 (直接経費: 33,700千円、間接経費: 10,110千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)
2018年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
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キーワード | 赤外線天文学 / 太陽系外惑星探査 / 直接撮像観測 / 装置開発 / 極限補償光学 / FPGAによる多入出力で高速な制御 / 光学的波面形状の直接計測 / 太陽系外惑星 / 直接撮像 / コロナグラフ |
研究成果の概要 |
夜空に輝く恒星を惑星が回っているという証拠は見つかってきているものの、実際にこういった「太陽系外惑星」を撮像するには、中心の恒星の非常に強い光に負けずに高いコントラストで暗い惑星をくっきりと浮かび上がらせる装置が必要である。 それに必要な技術として、センサと光の波面の制御装置からなる、大気のゆらぎを打ち消すための光学系を開発することが出来た。岡山のせいめい望遠鏡に搭載して試験をさらに繰り返す予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光を焦点面で回折させその干渉を用いて、大気のゆらぎを高速に精度よく測定し計算し、その結果を使って光学系の鏡を高速に精度よく歪めて補正し、非常にきれいな光の波面を得るということが出来た。この新しい方式は従来の大気のゆらぎの測定や補正よりも優れており、それを実証まで行えた。口径3.8 mのせいめい望遠鏡での観測および将来のもっと大きい望遠鏡での観測では直接撮像で生命の指標となるシグナルを得ることにつながるものである。
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