研究課題/領域番号 |
18H03781
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分21:電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
藤島 実 広島大学, 先進理工系科学研究科(先), 教授 (60251352)
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研究分担者 |
吉田 毅 広島大学, 先進理工系科学研究科(先), 准教授 (30397989)
天川 修平 広島大学, 先進理工系科学研究科(先), 准教授 (40431994)
LEE SANGYEOP 広島大学, 先端物質科学研究科, 助教 (50811733)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
43,810千円 (直接経費: 33,700千円、間接経費: 10,110千円)
2020年度: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2018年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 無線通信 / 6G / テラヘルツ / 300GHz帯 / CMOS / 集積回路 / トランシーバ / ミキサ / 低雑音増幅器 / CMOS集積回路 / 高速通信 / コスタスループ / 送信機 / 受信機 |
研究成果の概要 |
サブテラヘルツ帯の一つである300GHz帯を用いて、次世代通信規格6Gで期待される毎秒100ギガビットの通信を100kmにわたって行うことができるWiFOS (Wirelss with Fiber-Optic Speed)を検討した。サブテラヘルツ帯などの高周波を用いることは、通信速度の向上に有効であるが、高周波を用いた無線通信は、従来考えられていたような近距離通信に限定されないことを理論的に明らかにした。また、スマートフォンなどで広く使われており、実用化が期待されているCMOS集積回路を用いたトランシーバーを用いて、毎秒80ギガビットの無線通信を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複数の機関より公表されている次世代通信規格6G白書によると、通信速度のさらなる向上だけでなく、空・海・宇宙へのサービス範囲の拡大が期待されている。本プロジェクトでは、サブテラヘルツを用いることで、通信速度の向上とサービス範囲の拡大を同時に実現できることを理論的に明らかにし、サブテラヘルツ通信機のデモンストレーションを行った。この技術が進めば、飛行機や船、さらには宇宙でも、地上にいるのと同じような通信環境を提供できるようになると期待される。
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