研究課題/領域番号 |
18H03819
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分25:社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小山内 信智 北海道大学, 広域複合災害研究センター, 客員教授 (30355862)
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研究分担者 |
泉 典洋 北海道大学, 工学研究院, 教授 (10260530)
山田 孝 北海道大学, 農学研究院, 教授 (20333635)
谷岡 勇市郎 北海道大学, 理学研究院, 教授 (40354526)
桂 真也 北海道大学, 農学研究院, 助教 (40504220)
厚井 高志 北海道大学, 広域複合災害研究センター, 准教授 (40845294)
岡田 成幸 北海道大学, 広域複合災害研究センター, 特任教授 (50125291)
村上 亮 北海道大学, 理学研究院, 名誉教授 (50370804)
萩原 亨 北海道大学, 工学研究院, 教授 (60172839)
古市 剛久 宮城教育大学, 教員キャリア研究機構, 研究員 (60464202)
山下 俊彦 北海道大学, 工学研究院, 特任教授 (80143692)
笠井 美青 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (80294966)
稲津 將 北海道大学, 理学研究院, 教授 (80422450)
橋本 雄一 北海道大学, 文学研究院, 教授 (90250399)
小泉 章夫 北海道大学, 農学研究院, 教授 (40183040)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
31,070千円 (直接経費: 23,900千円、間接経費: 7,170千円)
2020年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2019年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2018年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
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キーワード | 連鎖複合災害 / 豪雨・風雪・火山・地震・津波 / 気候変動 / 人口急減社会 / 国土強靭化 / リスク認知・避難 / 地域形態 / 住まい方 / 広域複合災害シナリオ / リスク評価手法開発 / 地震・都市建物災害 / 被害想定手法 / 防災学習 / 警戒避難 / 中山間地域 / 連鎖複合型災害 / 国土保全 / 社会防災力 / 土砂災害 / 火山災害 / 地震・津波災害 / 沿岸災害 / 少子高齢化 / 避難行動 / 連鎖型複合災害 / 洪水災害 / 津波災害 / 風雪害 / 沿岸被害 / 災害避難 |
研究成果の概要 |
本研究では,気候変動により激甚化するであろう水災害を始め,大規模地震や津波,火山噴火等との相互作用の中で複合的に発生する災害現象を整理し,それらによる被害を軽減するために必要な調査手法,シミュレーション手法などを提示した。北海道は少子高齢化・過疎化が進んでいるとされ,人口急減社会における防災のあり方も,地域の活力維持とセットで考える必要があった。これからの日本は投資余力が潤沢ではなく,完全移転(移住)は移転先の各種災害への安全確保が簡単ではない。人口急減社会においてはパイの取り合いとなる可能性があるため,“2拠点生活(デュアルライフ)”が危機回避と地域の活力維持につながる手掛かりとなりえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
連鎖複合災害は海外では未だ我が国ほど注目を集めておらず,我が国での研究が世界をリードしている現状にある。こうした現状のなか,本研究では,これまでの研究蓄積を参照しつつ,分野横断の研究者チームがより広く様々な災害現象を網羅して,それぞれについての連鎖や複合の形やメカニズムを捉え,今後の新たな社会形態への移行を視野に入れながら具体的に行政機関との連携を取りつつ研究を進め,連鎖複合型災害の特性とその対応策を検討した点に学術的意義がある。さらに,北海道は内地に比べて十年早く少子高齢化・過疎化が進んでいるとされ,北海道の現状を踏まえた本研究成果はわが国においても先進的であるという点に社会的意義がある。
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