研究課題/領域番号 |
18H03893
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分31:原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉田 英一 名古屋大学, 博物館, 教授 (30324403)
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研究分担者 |
丸山 一平 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (40363030)
勝田 長貴 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70377985)
南 雅代 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (90324392)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
37,960千円 (直接経費: 29,200千円、間接経費: 8,760千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2019年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2018年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | 球状コンクリーション / シーリング / 長期隔離 / 炭酸カルシウム / コンクリーション化剤 / コンクリーション化 / 実験研究 / 応用化 / 実験 / コンクリーション / 透水性空隙 / 自己閉塞技術 |
研究成果の概要 |
本研究は、堆積岩中に産出する球状炭酸カルシウムコンクリーションの急速な成長、形成に着目し、その形成メカニズムを明らかにすることと、そのプロセスを応用し、地下岩盤亀裂などの地下水の移行経路と行った空隙を長期シーリングする人工素材の開発を目的に実施してきた。その結果、コンクリーション化材を民間企業とも共同で開発するに至り、特許を取得することができた。現在、その最終段階の実証試験を展開しているところである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果の意義は、地下廃棄物処分や二酸化炭素地下貯留などの数千年以上に及ぶ長期隔離技術として、初めて応用化することのできる手法としてその成果を公表するに至っている。このコンクリーション化剤が、最終的に製品化された暁には、地下トンネルや深層ボーリングなどによる地下環境へのアプローチと安全な維持管理がより効率良く実現できるものと考えられる。
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