研究課題/領域番号 |
18H03907
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分33:有機化学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
伊藤 肇 北海道大学, 工学研究院, 教授 (90282300)
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研究分担者 |
関 朋宏 静岡大学, 理学部, 講師 (50638187)
前田 理 北海道大学, 理学研究院, 教授 (60584836)
百合野 大雅 北海道大学, 工学研究院, 助教 (20771504)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
44,200千円 (直接経費: 34,000千円、間接経費: 10,200千円)
2021年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2020年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2019年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2018年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
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キーワード | 不斉合成 / 光学活性配位子 / ホウ素化 / 計算化学 / 反応経路自動探索法 |
研究成果の概要 |
本研究は、結晶・固体と液晶との中間の性質を持つソフトクリスタルの機能拡張とメカニズム解明を目指して行われた。新たなソフトクリスタルとして、外部刺激によって、ジャンプする性質を持つ結晶の開発と機構解明に成功した。また、結晶内で分子レベルの回転部位を持つ発光性アンフィダイナミック結晶や発光性強弾性錯体の開発にも成功した。さらにソフトクリスタルの研究から着想を得て、新しいメカノケミカル有機合成反応を多数見いだした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光学活性有機ホウ素化合物は、医薬品や機能材料などの開発に極めて重要な化合物であり、世界的に活発な研究がなされている。本研究では、資源として豊富でかつ安価な、シンプルな化合物(末端アルケン、非対称アルケン、芳香族化合物)から、高価値な光学活性有機ホウ素化合物を触媒的に合成する方法を開拓した。また、触媒の設計原理について、「非対称稠密反応空間」という新しい指針を導入することで、これまでに構築することができなかった高度な反応を開発することができた。
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