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iPS細胞由来ヒト造血幹細胞および胸腺作製による免疫ヒト化マウスの標準化の試み

研究課題

研究課題/領域番号 18H03975
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
研究機関公益財団法人実験動物中央研究所

研究代表者

伊藤 守  公益財団法人実験動物中央研究所, 役員, 所長 (00176364)

研究分担者 伊藤 亮治  公益財団法人実験動物中央研究所, 実験動物応用研究部, 室長 (60425436)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
41,990千円 (直接経費: 32,300千円、間接経費: 9,690千円)
2021年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2020年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2019年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2018年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
キーワードiPS細胞 / 造血幹細胞 / 胸腺 / ヒト化マウス / 免疫不全マウス / 分化 / IPS細胞 / iPS
研究成果の概要

ヒトiPS細胞よりヒト造血幹細胞およびヒト胸腺上皮細胞への分化誘導を行った。研究期間4年間で、様々な分化条件の検討を行い、免疫不全マウスへの移植を行った。しかし、想定された分化造血幹細胞の移植によっても、ヒト造血細胞が検出できず、当初予定したヒト化マウスの標準化には届かなかった。
一方で、新たに開発したNOG-W41マウスはヒト造血幹細胞移植のレシピエントとして極めて有用な免疫不全マウスであった。すなわち、NOG-W41マウスへの造血幹細胞移植はNOGマウスと比べ、X線照射をしなくても極めて少数の細胞でも生着すること、NOG-W41マウスに生着したヒト造血細胞はNOGマウスへ二次移植できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒト疾患やその治療の研究、検証のためには、ヒトの細胞や組織を持つヒトマウスは極めて有用である。このヒト化マウスの標準化のために、ヒトiPS細胞よりヒト造血幹細胞やヒト胸腺上皮細胞への分化の検討を行った。この4年間で十分な結果は出せなかったが、今後とも重要なテーなである。一方でヒト化マウス作製のための新しい免疫不全マウスを作出できた。このマウスを使うことで少数の造血幹細胞でヒト化マウスができるようになれば、より安価にヒト化マウスを使うことができるようになる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Humanized mouse models: Application to human diseases2017

    • 著者名/発表者名
      Ito Ryoji、Takahashi Takeshi、Ito Mamoru
    • 雑誌名

      J Cell Physiol.

      巻: 233 号: 5 ページ: 3723-3728

    • DOI

      10.1002/jcp.26045

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / 国際共著
  • [図書] NOGマウス2019

    • 著者名/発表者名
      伊藤守
    • 総ページ数
      4
    • 出版者
      公益社団法人日本実験動物協会 Labio 21
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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