研究課題/領域番号 |
18H04088
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) |
研究代表者 |
澤田 泰宏 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 病院 臨床研究開発部(研究所併任), 臨床研究開発部長 (50313135)
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研究分担者 |
今村 武史 鳥取大学, 医学部, 教授 (00552093)
齋藤 琢 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30456107)
篠原 正浩 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 運動機能系障害研究部, 研究室長 (60345733)
吉野 大輔 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80624816)
原田 伊知郎 社会医療法人社団蛍水会名戸ヶ谷病院(名戸ヶ谷研究所メカノメディスン部門), メカノメディスン部門, 主任研究員 (00361759)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
44,850千円 (直接経費: 34,500千円、間接経費: 10,350千円)
2020年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2019年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2018年度: 19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
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キーワード | 適度な運動 / リハビリテーション / メカニカルストレス / 生体恒常性 / 恒常性維持 / 抗炎症 / 身体不活動 / 運動器 / 炎症 / 抗老化 / 筋萎縮 |
研究成果の概要 |
(1)廃用性筋萎縮には間質液の滞留により局所のマクロファージにシアストレスが加わらなくなったことで増悪する炎症反応が関与していること及びマッサージ様の介入が廃用性筋萎縮の予防・治療となり得ることを示した。(2)身体運動が骨吸収を抑制することで骨恒常性維持に作用する分子メカニズムを明らかにした。(3)身体運動による生理的脳機能制御に脳内のメカニカルストレスが関与していることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動の健康維持・増進効果を利用した介入法の開発により、社会を健康で元気にするという本研究の着想の起点となった細胞へのメカニカルストレス による(慢性)炎症抑制作用のメカニズムを、分子・細胞レベル及び個体レベルで明らかにした。このような、メカニカルストレスによる生体恒常性維持効果に関する基礎研究で得られる知見の蓄積は、安全で安価で、運動ができない障害者にも適用可能な治療法の開発につながる。
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