研究課題/領域番号 |
18H04089
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
瀬崎 薫 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (10216541)
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研究分担者 |
戸辺 義人 青山学院大学, 理工学部, 教授 (60327666)
小林 博樹 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (60610649)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
44,200千円 (直接経費: 34,000千円、間接経費: 10,200千円)
2020年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2019年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2018年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
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キーワード | ウェアラブル / 野生動物 / Iot / センサネットワーク / NFC / DTN / スマートセンサ情報システム |
研究成果の概要 |
従来の野生動物調査用ウェアラブルセンサは、生息地特有の電源・情報インフラの制限やセンサ装着重量の制限がある。これにより広域観測や長期運用を行うことが困難であり、観測可能な範囲が制限される。そこで本提案では次のサブテーマによる解決をめざした。A) どうぶつ間ネットワーク:身体構造と相互作用に最適化した省電力な動物装着センサ網、 B) どうぶつタッチ&ゴー:NFCタグ装着の野生動物を誘き出してピッと記録回収する機構、 C) 飛行機音を用いた位置情報取得:環境音を用いて動物装着型センサでシンクノード上と同等の時刻・位置情報取得を行う補正手法
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移動する人間や動物にセンサを装着し、行動や周辺環境をモニタリングする構想はセンサネットワーク研究の初期から見られる。しかし野生動物を対象とした場合、自動車や人間のように定期的に充電する機会は無い。また取得されたセンサ情報を得るには、最終的にインターネット等の外部ネットワークと接続可能なシンクノードに野生動物自身が接触しなければならないが、その頻度は極めて少ない。そこでセンサノードの長寿命化・省電力化・位置情報精度が非常に重要な課題となる。本研究はこの課題の解決に資するシステム設計を明らかにした意義がある。ここで得られた知見は野生動物保全のための研究活動に応用される。
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