研究課題/領域番号 |
18H04098
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
竹田 正幸 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50216909)
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研究分担者 |
定兼 邦彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20323090)
坂内 英夫 東京医科歯科大学, M&Dデータ科学センター, 教授 (20323644)
井 智弘 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (20773360)
瀧本 英二 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50236395)
坂本 比呂志 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50315123)
畑埜 晃平 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (60404026)
稲永 俊介 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (60448404)
喜田 拓也 北海学園大学, 工学部, 教授 (70343316)
中島 祐人 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (80804682)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
43,160千円 (直接経費: 33,200千円、間接経費: 9,960千円)
2022年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2021年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2020年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2019年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 情報爆縮 / 圧縮データ処理 / 圧縮データ構造 / 簡潔データ構造 / IoTデータ処理 |
研究実績の概要 |
IoT時代が到来し, 製造・産業界, モビリティ・交通インフラ, 医療・ヘルスケアなど, 広範な分野において技術革新が生み出され新たな価値が創出されると期待されている. 一方, IoTデータの急増に伴い, クラウドサーバへのデータ処理の集中, ネットワーク回線の逼迫, データ送信の遅延などの技術的問題が深刻化している. 現在のIoTに対する取り組みは実証フェーズのものが多くIoTを用いた価値創出に重点が置かれているため, 上記の問題の抜本的な解決は後回しとなっている. 代表者らは, これまでに, 入力データや計算に用いるデータ構造に潜む冗長性の除去に基づいて計算そのものの効率化を図る「情報爆縮」の研究を行ってきた. 本研究プロジェクトでは, この情報爆縮技術を核に据え, 理論と実用的の両面から, エッジ側とクラウド側の処理を効率化する技術を開発し低コストでデータを収集・集約・送信・蓄積・検索・解析できる新しいIoTデータ処理基盤の構築を目指す. このために, 以下の3つの研究項目をおいて研究を行った. (A) 圧縮データストリームに対するリアルタイム抽出・集計技術. (B) 圧縮データに対する高速質問処理技術. (C) 解釈可能な圧縮データ錬成技術. 前年度に引き続き, 特に(A), (B)に力点を置いて研究を行い、(A)スライド窓における極小ユニーク文字列の列挙・回文木の構築/維持のアルゴリズム、(B)接尾辞配列構築アルゴリズムを基にした高速な圧縮索引構造の提案等、多くの研究成果を得た.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
年度末に計画していた研究会での発表がコロナ禍のため実施できなかったが, その実施を次年度に延期して達成をした. よって, おおむね当初の計画通りに進行しているといえる.
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今後の研究の推進方策 |
対面での研究討議が可能になってきたこともあり, 今後はさらに総力を挙げて情報爆縮に基づいたIoT基盤技術の開発に邁進する. 特に, 省領域かつ高速な索引構造の開発について, これまで以上に力を注ぐ.
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