研究課題/領域番号 |
18H04103
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
北村 喜文 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (80294023)
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研究分担者 |
片山 統裕 尚絅学院大学, 総合人間科学研究機構, 教授 (20282030)
高嶋 和毅 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (60533461)
藤田 和之 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (70835545)
枦 修一郎 東北学院大学, 工学部, 教授 (90324285)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
44,590千円 (直接経費: 34,300千円、間接経費: 10,290千円)
2020年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2019年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2018年度: 17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / モーションキャプチャ / 3次元ユーザインタフェース |
研究成果の概要 |
人の手や身体の動き等を計測する3次元モーションキャプチャー技術は、バーチャルリアリティなどさまざまな場面で利用されるようになってきている.しかし,動きを連続して滑らかに計測できないことがある等の問題があった.そこで本研究では、磁気式3次元モーションキャプチャーの新しい方式とともに,深層学習とデータ処理のための新しいフィルタを提案することによりこの問題を解決し,人やモノの動きを連続して滑らかに,しかも正確に計ることを可能にした.複数の磁界センサで検出された磁界強度の分布から,マーカの3次元位置をDNNを利用して高速に求めることにより,高精度で高速のモーションキャプチャーが実現できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで様々な原理に基づく3次元モーションセンサが提案されてきたが,いずれも原理上の制約から3次元の運動を計測できる対象に制限があり,利用できる分野は限定的だった.例えば,道具使用時の細かい手作業中の手指の運動や,土中や障害物の中で動き回わる小動物の運動,互いに複雑に絡み合う多関節物体の動き,流体の3次元的な動きなどを直接計測することはできなかった. 本研究より,これら従来は計測できなかった対象の3次元の動きを計測できる新しい磁気式モーションセンサシステムを実現することができた.これを用いて様々な分野への実応用や,重要な未踏問題の解決につなげることができる.
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