研究課題/領域番号 |
18H04104
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
志築 文太郎 筑波大学, システム情報系, 教授 (20323280)
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研究分担者 |
高橋 伸 筑波大学, システム情報系, 准教授 (00272691)
嵯峨 智 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (10451535)
田中 二郎 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 教授(任期付) (20251043)
VASILACHE SIMONA 筑波大学, システム情報系, 助教 (30606934)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
39,390千円 (直接経費: 30,300千円、間接経費: 9,090千円)
2021年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2020年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2019年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2018年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | ジェスチャ入力 / キーワード |
研究成果の概要 |
代表者がこれまでに見いだした「能動的な音響計測による把持状態認識」は、物体がどのように触られているのか(すなわち把持状態)を、物体を様々な周波数で振動させその響き具合を見ることによって簡単に認識できるというシンプルかつ強力な基本原理である。本研究ではこの基本原理が人体(=形状が変化する)の状態検出に使えることを明らかにした。また、検出した状態の変化をジェスチャとして情報機器のハンズフリー/アイズフリー操作に応用できることを確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「能動的な音響計測による把持状態認識」は、物体がどのように触られているのか(すなわち把持状態)を、物体を様々な周波数で振動させその響き具合を見ることによって簡単に認識できるというシンプルかつ強力な基本原理である。本研究では、これまで境界条件の変化に着目し固い物体(=形状が変化しない)における把持状態を検出対象としていた基本原理の応用範囲を、形状の変化に着目し人間などの柔らかい物(=形状が変化する)の状態検出に広げられることを明らかにした。また、身振り手振りに基づくジェスチャは、情報機器のハンズフリー/アイズフリー操作に使えるため、その新たな検出方法を示した点においても本研究成果は有用である。
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