研究課題/領域番号 |
18H04114
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
石黒 浩 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (10232282)
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研究分担者 |
吉川 雄一郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (60418530)
岩井 儀雄 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (70294163)
中村 泰 大阪大学, 基礎工学研究科, 招へい教授 (70403334)
熊崎 博一 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 児童・予防精神医学研究部, 室長 (70445336)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
44,330千円 (直接経費: 34,100千円、間接経費: 10,230千円)
2020年度: 13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
2019年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2018年度: 15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
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キーワード | 遠隔操作ロボット / 対話ロボット / 認知モデル / 障がい者支援 / 選択式対話 / 遠隔操作型ロボット / 自閉症児支援 |
研究成果の概要 |
人との関わりに焦点を当てるロボットの研究として,障がい者や対話を苦手とする者にとって最適な対話環境をロボット技術で実現することを課題とした.そのために,自己表現機能と感情・選好・認知モデル推定機能の実装を試みた.これらの機能については十分な研究成果が得られ,目指すロボットシステムの基本機能を確認できた.一方で,最終年度のコロナ禍の影響等により,目標に掲げた対話方式とシステムの組み合わせの全てにおいて,その効果を検証する実験を行うには至らなかった.しかし,ロボットシステムのいくつかの形態の確認や,自閉症児に対するロボット利用など,本研究において重要な取り組みについては着実に実行することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者は人と関わるロボットの研究分野において,とりわけ,対話という目的を果たすための人間とロボットの最小限の情報共有を目指す遠隔操作アンドロイド・ロボットの研究において,世界を先導してきた.本研究はこの独自的研究を発展させ,単なる遠隔操作ロボットではなく,障がい者や対話を苦手とする者を多様に支援できるようなロボットシステムを実現する点において,社会的意義を有している.また,その対話システムの実現において核となる自己表現機能と感情・選好・認知モデル推定機能,特に後者の機能はこれまでの対話支援システムには導入されていないものであり,開発するシステムに学術的意義を与えている.
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