研究課題
基盤研究(A)
本研究では,あらゆる歩容が「知:経験,スキル,身体能力」「情:情操,感情」「意:状況,意志」「体:年齢,体調,疾患,機能障害」の四大要因の複合として解釈可能という仮説の下で,P1) 知情意体歩容モデルの構築に取り組んだ.健康指標の一つである体組成による「体」のラベルを含む歩容データセット等を構築し,複数の要因をまたぐ転移学習による歩容モデルを構築し,歩容による体組成推定等のタスクにおいて有効性を確認した.また,知情意体歩容モデル構築を通して得られた知見に基づいてP2) 防犯分野への応用に取り組み,個人性と個人内の変動要因への要素分解に基づく歩容認証手法等を開発した.
本研究は、歩行解析の新しい枠組みの 提案であり、情報学的観点から歩行を科学する研究で学術的価値が大きい。映像からの歩行解析では、個人認証の応用としての科学捜査支援が主流であったが、知情意体 のモデル化により、歩行映像から、個人認証だけでなく、感情、意図、健康度が同時推定できる。 このような技術は、日常歩行をカメラにより見守るだけで、異常の早期発見が可能となり、家庭、 学校、職場など人々が日常暮らす様々な場面で、防犯とメンタルケア、ヘルスケア、さらに、個 別サービスを同時に実現できる
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 8件、 査読あり 18件、 オープンアクセス 14件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 24件) 産業財産権 (1件)
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