研究課題/領域番号 |
18H04146
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
黒沢 高秀 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (80292449)
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研究分担者 |
吉田 龍平 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (70701308)
柴崎 直明 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70400588)
藪崎 志穂 総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 上級研究員 (60447232)
平吹 喜彦 東北学院大学, 教養学部, 教授 (50143045)
永松 大 鳥取大学, 農学部, 教授 (20353790)
兼子 伸吾 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (30635983)
川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2022年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2021年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2020年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2019年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2018年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 海岸防災施設 / 海岸防災林 / 生物多様性 / 多面的機能 / 東日本大震災津波被災地 / 復旧事業 / 防災緑地 / 防潮堤 / 気象要素の空間分布 / 地下水塩水化状況 / 水質形成要因 / 砂浜海岸エコトーン植生 / 防潮堤セットバック / 人的資源 / 津波被災地 / 生態系 / 防災 / 海岸防災林盛土上の植生 / グリーンインフラ / 防災緑地自治体・住民アンケート / 生物多様性保全 / 数値気象シミュレーション / 広域地下水流動モデル / 地下水酸素・水素安定同位体比 / 復旧事業地の植物多様性 / 絶滅危惧植物遺伝解析 / 防災緑地自治体アンケート / モニタリング / 植生動態 / 絶滅危惧種 / 海岸林 / 砂浜 |
研究成果の概要 |
本研究の主な研究成果としては,以下の4点が挙げられる:(1)東日本大震災復旧事業地における生態系全般にかかわる資料およびデータを収集し,記録として残した,(2)再生した海岸防災林の植物多様性が低いことを明らかにした,(3)海岸防災施設復旧事業における生物多様性保全に関する事業や取り組みを網羅的に紹介して類型化した,(4)復旧事業における生物多様性保全に関する事業や取り組みの効果を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は東日本大震災後の津波被災地である海岸部で行われた復旧事業について,生物多様性の面から問題点を明らかにした点,海岸防災施設復旧事業における生物多様性保全に関する事業や取り組みを網羅的・体系的に紹介して研究対象として俎上に載せた点に,学術的な意義があると考えられる。また,防災機能のみに重点を置いて復旧した防災施設にどのように多面的機能を持たせるかが,これから社会的に重要となることを示した点に,社会的な意義があると考えられる。
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