研究課題/領域番号 |
18H05207
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研究種目 |
特別推進研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
古澤 明 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90332569)
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研究分担者 |
青木 隆朗 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10343146)
高橋 浩之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70216753)
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研究期間 (年度) |
2018-04-23 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
635,960千円 (直接経費: 489,200千円、間接経費: 146,760千円)
2022年度: 97,240千円 (直接経費: 74,800千円、間接経費: 22,440千円)
2021年度: 114,140千円 (直接経費: 87,800千円、間接経費: 26,340千円)
2020年度: 108,940千円 (直接経費: 83,800千円、間接経費: 25,140千円)
2019年度: 127,010千円 (直接経費: 97,700千円、間接経費: 29,310千円)
2018年度: 188,630千円 (直接経費: 145,100千円、間接経費: 43,530千円)
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キーワード | 量子テレポーテーション / 量子情報 |
研究成果の概要 |
開発に成功した導波路型光パラメトリックアンプ(導波路型OPA)を用い、10nsの光パルスを用いて、10万パルスの1次元クラスター状態の生成に成功した。時間の関係で2次元化には至らなかったが、1次元クラスターを2次元に拡張する方法は本プロジェクトで確立しているので、本プロジェクトの目標であった、100x10000パルスの2次元大規模クラスター状態の生成はほぼ達成されたといえる。また、非線形測定としてp+kx^2の測定に成功した(A. Sakaguchi et al., arXiv:2210.17120 [quant-ph])。これにより汎用量子計算が可能になった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本プロジェクトでは、大規模汎用量子計算を可能にする2次元クラスター状態の生成法を確立した。さらに、超高速光通信テクノロジーである5G/6Gテクノロジーを用いた超高速量子計算法を確立した。この結果、従来の量子コンピューターでは、因数分解や組み合わせ最適化問題などの特定の問題しか従来のコンピューターより速く解けなかったが、我々の光量子コンピューターではあらゆる問題を速く解けるようになった。
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評価記号 |
事後評価所見 (区分)
A-: 研究領域の設定目的に照らして、概ね期待どおりの成果があったが、一部に遅れが認められた
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評価記号 |
中間評価所見 (区分)
A: 研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの進展が認められる
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