研究課題/領域番号 |
18H05256
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分D
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
飴山 惠 立命館大学, 理工学部, 教授 (10184243)
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研究分担者 |
藤原 弘 立命館大学, 理工学部, 教授 (80320117)
伊藤 隆基 立命館大学, 理工学部, 教授 (40242581)
山末 英嗣 立命館大学, 理工学部, 教授 (90324673)
下川 智嗣 金沢大学, 機械工学系, 教授 (40361977)
中井 善一 神戸大学, 工学研究科, 名誉教授 (90155656)
塩澤 大輝 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (60379336)
菊池 将一 静岡大学, 工学部, 准教授 (80581579)
川畑 美絵 (太田美絵) 立命館大学, 総合科学技術研究機構, プロジェクト研究員 (30710587)
上野 明 立命館大学, 理工学部, 教授 (30160188)
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研究期間 (年度) |
2018-06-11 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
201,500千円 (直接経費: 155,000千円、間接経費: 46,500千円)
2022年度: 14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
2021年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2020年度: 16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2019年度: 17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2018年度: 136,630千円 (直接経費: 105,100千円、間接経費: 31,530千円)
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キーワード | 調和組織制御 / 強度 / 延性 / 靭性 / 粉末冶金 / 相乗効果 / 放射光 / ヘテロ構造 / シナジー効果 / 高強度 / 高延性 / 高靱性 / 調和組織超塑性 / 耐食性 / 耐摩耗性 / ユビキタス元素 / 特異ホールペッチ則 / 加工硬化 / 調和組織 / 準静的力学特性 / 動的力学特性 / 特異力学特性 / 高強度・高延性 / ミクロマクロ / ヘテロ構造制御 / 転位発生機構 / 粒径勾配 / 特異変形 / 結晶構造 / 積層欠陥エネルギー / 変形速度 / 変形温度 / 結晶粒径勾配 |
研究成果の概要 |
調和組織制御による高強度・高延性材料の創製、新たな特異な現象の発見、特異な力学特性発現機構解明を目的とし、特にミクロ・マクロの観点から相乗効果を解明することを目指した。具体的には以下を実施した。(A)調和型微細構造材料の作製。また、共同研究を活性化するための、研究分担者以外の研究機関への共通試料の提供。(B)調和組織材料の疲労特性、ならびに変形・破壊特性の解明。(C)高輝度放射光施設(SPring-8)を用いたその場変形観察と変形挙動解析。(D)分子動力学解析やマルチスケール有限要素法解析を用いたシミュレーションによる力学特性解析。 これらを詳細に検討し、当初の目的を達成することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会基盤の骨格とも言える構造用金属材料には、強度と延性が同時に要求される。本研究課題では、高強度と高延性を同時に満足する金属材料を創り出し、その高強度・高延性の発現メカニズムを明らかにした。ナノ・ミクロスケールの変形とマクロの変形が重畳して相互作用を及ぼし合うシナジー効果を明らかにした。同時に、シナジー効果による新しい現象を多数見出すことができた。構造用材料設計における高強度化・高延性化の原理を明らかにしたことで、現代社会が抱える「安心・安全・省資源・省エネルギー」といった喫緊の問題の解決につながる研究成果が得られた。本研究課題による成果の社会的意義は大きい。
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評価記号 |
事後評価所見 (区分)
A-: 研究領域の設定目的に照らして、概ね期待どおりの成果があったが、一部に遅れが認められた
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評価記号 |
中間評価所見 (区分)
A: 研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの進展が認められる
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