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近現代インドにおけるダリト差別の人間環境史―清掃人カーストと「公衆衛生」

研究課題

研究課題/領域番号 18H05639
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
審査区分 0104:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

増木 優衣  京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任研究員 (80828442)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードインド / ダリト / 公衆衛生 / 清掃人カースト
研究実績の概要

平成30年度は、インドにおける被差別民(ダリト)である清掃人カーストの職業と公衆衛生との関係を明らかにするために、(1) 公衆衛生と清掃人カースト解放運動、(2) 清掃人カーストの労働環境、に焦点を当てた研究を行った。
(1) 公衆衛生と清掃人カースト解放運動: 公衆衛生の促進と清掃人カーストの解放を目指すM.K.ガーンディーによる社会組織(NGO)をめぐる歴史について明らかにするために、インド独立以前にNGOにより発行された一次史料収集を行った。また、2014年に開始された全国的な公衆衛生キャンペーンである「クリーン・インディア・ミッション(Clean India Mission)」の、ローカル・レベルでの展開について明らかにするために、同キャンペーンの一環で採用された、ラージャスターン州地方自治体の清掃部門に所属する清掃人に聞き取り調査を行なった。
(2) 清掃人カーストの労働環境: 清掃人カーストの労働内容・知識・技術の詳細について明らかにするために、ラージャスターン州東部の小都市における清掃人カーストや、彼らとかかわりのあった地域住民に対して聞き取り調査を行った。また、パンジャーブ州の都市部において、ウッタル・プラデーシュ州やハリヤーナー州等から移り住んできた、あるいは出稼ぎにやってきた清掃人カーストや近隣住民に対しても、労働内容についてのインタビューを行うことで、簡単な予備的調査を行った。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Historical Development of Low-Cost Flush Toilets in India: Gandhi, Gandhians, and “Liberation of Scavengers”2018

    • 著者名/発表者名
      Yui Masuki
    • 雑誌名

      SANITATION VALUE CHAIN = SANITATION VALUE CHAIN

      巻: 2 号: 1 ページ: 3-26

    • DOI

      10.20568/00002638

    • ISSN
      2432-5066
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2018-08-27   更新日: 2019-12-27  

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