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不飽和土壌中における非水溶性汚染流体の移動機構に関する微視的理論研究

研究課題

研究課題/領域番号 18H05924
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
審査区分 0303:土木工学、社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

中村 圭太  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 研究官 (00827347)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード土壌汚染 / NAPL / 多相浸透流解析 / 3相特性曲線モデル / 多相浸透流 / 圧力-飽和土モデル / MPM / 多相流浸透 / Leverettの仮定 / 圧力-飽和度モデル
研究成果の概要

連続体の大変形問題を追跡可能なMPMによる数値解析コードを開発した。本研究の目標は,数値解析により土粒子間隙内を流れる水,NAPL,空気の3相を数値解析により微視的に観察することであるが,その基盤となるプログラム作成のため,ダムブレークおよび砂柱の崩壊問題を解いた。
さらに本研究では,2つの連続体の接触特性を考慮している。そのため,本研究で開発した数値解析技術を用いれば,任意形状の剛体と流体との接触特性を考慮することができ,今後,界面張力や粘着力について考慮することで,剛体としてモデル化した土粒子の間隙内を流れる流体の移動機構について検討を進めることが可能である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで,水,NAPL,空気3相の浸透流問題では,ダルシー則(土粒子間隙内の平均流速)による有限要素法,有限体積法を用いることが多く,間隙流体を直接的に解き,その挙動を観察する研究は例がない。本研究では,微視的な挙動から数値解析を用いて考察を行うことで,間隙流体の浸透メカニズムの解明を試みていることから,学術的価値は高いと考えられる。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2018-08-27   更新日: 2020-03-30  

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