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ポリリジンの多角形型二次元構造化による新規生体機能材料の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18H05971
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
審査区分 0501:物理化学、機能物性化学、有機化学、高分子、有機材料、生体分子化学およびその関連分野
研究機関東京工業大学

研究代表者

佐藤 浩平  東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (40825197)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードポリリジン / ポリペプチド / 生体機能材料 / 有機化学 / 超分子化学 / バイオマテリアル / 生体高分子
研究実績の概要

本年度は、二次元構造化ポリリジンを合成するためのルート構築に重点を置き、研究を行った。以下、本年度に達成した具体的な研究成果を記す。
はじめに、単純な構造のグリシン誘導体を繰り返し単位として用い、アミド結合形成反応と脱保護反応を繰り返すことによって多量化させ、多角形の辺を構成するポリペプチド鎖を合成した。続いて、多角形の頂点となる芳香族性部位を、同様のアミド結合形成反応により導入した。そして、アミド縮合による環化反応によって、多角形型大環状分子の合成を試みた。当初は環化反応のステップにおいて、直鎖状オリゴマーのみが得られる結果となっていたが、様々な縮合剤を検討した結果、1-[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1, 2,3-トリアゾロ[4,5-b]ピリジニウム3-オキシドヘキサフルオロホスファート(HATU)を用いた際に、選択的に環化体を得られることを見出した。さらに、基質濃度を調節することによって、得られる大環状分子の大きさまでもコントロールできるようになった。現在までに、正三角形型、正四角形型、および正五角形型の大環状分子の合成に成功している。これらは、当初想定していた以上の成果である。
得られた多角形型大環状分子はいずれも水溶性であるため、今後は種々の生体分子との相互作用を評価していく予定である。なお、本研究成果は、2019年5月に大阪にて行われる高分子学会年次大会において発表する予定である。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 構造化された大環状ポリアミド誘導体の開発2019

    • 著者名/発表者名
      玉田浩之, 佐藤浩平, 金原数
    • 学会等名
      第68回高分子学会年次大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2019-12-27  

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