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胎盤内における補体第二経路抑制因子CTRP6の発現分布と機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 18H06257
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
審査区分 0906:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関大阪市立大学

研究代表者

近藤 愛 (武下愛)  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 博士研究員 (50733557)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード胎盤 / 流産 / CTRP6 / 補体
研究実績の概要

C1q/TNF-related protein 6(CTRP6, gene symbol C1qtnf6)は、近年その機能が明らかとなった補体第二経路抑制因子である。本研究では、胎盤におけるCTRP6の発現分布や機能について明らかにすることを目的とした。
【自然流産モデルマウスを用いた胎盤内CTRP6の発現分布の解明】研究計画に基づき、CBA/J雌マウスとDBA/2雄マウスもしくはBALB/c雄マウスを交配させ、妊娠日齢毎に胎盤を採取、胎児が正常に発育している正常部位と胎児が死亡している胎児死部位に区別した。各部位の胎盤は生化学解析用と組織学的解析用に、それぞれ凍結保存もしくはPFA固定を行った。今後、採材した試料を用いて、CTRP6の胎盤内局在や妊娠日齢における発現変化の解析、流産モデルCBA/J雌×DBA/2雄マウスとコントロールCBA/J雌×BALB/c雄マウスとの比較を行い、CTRP6の発現変化と流産発症との関連性について検討を続ける。
【自然流産モデルマウスへのリコンビナントCTRP6タンパク質投与による流産予防効果の検討】CBA/J雌マウスをDBA/2雄マウスと交配し、妊娠4.5日目にリコンビナントCTRP6を投与した。妊娠14.5日目に安楽死後、開腹し、流産率を算出した。PBS投与群をコントロールとしたところ、流産率はPBS投与群 33.3%(n=5)、CTRP6投与群 10.9%(n=4)となり、流産予防効果が得られる可能性が明らかとなった。
【CTRP6をコードする遺伝子C1qtnf6欠損マウスの導入および繁殖】当初の計画に基づき遺伝子改変マウスを導入し繁殖を行ったが、実験可能な匹数まで到達しなかった。今後も継続して繁殖を行い、C1qtnf6遺伝子欠損マウスにおける妊孕性を解析し、CTRP6の胎盤における機能を明らかにする予定である。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-08-27   更新日: 2019-12-27  

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