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デジタルネイティブ世代の母親における育児への向き合い方の構造

研究課題

研究課題/領域番号 18H06361
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関北海道大学

研究代表者

大西 竜太  北海道大学, 保健科学研究院, 助教 (20824717)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードデジタルネイティブ世代 / 向き合う / 育児 / 母親 / デジタルネイティブ / 養育
研究実績の概要

デジタルネイティブ世代の親は以前の世代とは異なるコミュニケーション様態や意識、価値観を有しており、育児に対する考え方や育児を取り巻く社会環境からの影響の受け方も異なる。超スマート社会の到来を見据え、デジタルネイティブ世代の母親における育児への向き合い方の構造を明らかにし、時代の変化に合わせた育児支援のあり方を検討する必要がある。平成30年度は以下の2点について取り組んだ。
1.「向き合う」の概念分析
「向き合う」はこれまで実践現場で用いられてきた概念であり、育児にかかわらず学術的な定義や概念構造は解明されていない。そのため、デジタルネイティブ世代の育児への向き合い方を捉えるための第一歩として、「向き合う」という用語の概念分析を行った。手法はWalker & Avantの手法を用いた。検索エンジンは医中誌webを使用し、キーワードは「向き合う」とし、雑誌の発行元が全国規模の学会であること、タイトルまたは本文の結果の項目に「向き合う」という用語が含まれていることを基準として検索・選別したところ、71文献が抽出された。分析の結果、「向き合う」の定義属性、先行因子、帰結が抽出された。「向き合う」に関わるプロパティには「主体」「対象」「対象の状態」「主体が担う役割」「課題」があり、各プロパティのディメンションに応じて、「向き合う」の定義属性の中で重要な要素が変容することが明らかとなった。
2.学会発表および学術論文の作成
母親が育児に向き合う場面は多様であるが、その中の具体的な場面の一つに子どもの言い聞かせ(統制)場面がある。本研究を進めるための基礎資料とするために、「3歳児の養育における統制にまつわる悪戦苦闘」について研究成果をまとめ、国際学会での演題発表を行った。その後、同テーマについて論文を作成し、国際的な学術雑誌に投稿し、査読対応を行った。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Mothers’ challenges with parental control of three-year-old children in a community with weak member relationships2018

    • 著者名/発表者名
      大西竜太、佐伯和子、平野美千代
    • 学会等名
      第5回日中韓看護学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2019-12-27  

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