研究課題/領域番号 |
18H06441
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
岡村 和典 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 助教 (10823552)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 足 / 内在筋 / 筋力増強 / 動作解析 / 介入研究 |
研究実績の概要 |
ヒトの足部は特徴的な3つのアーチ構造を呈している.これらのアーチ構造のうち,特に足部内側縦アーチの過度な低下は,足底腱膜炎など様々な下肢障害の発症に関与すると報告されている.近年,これらの下肢障害の治療や予防を目的とした足部内在筋の筋力増強トレーニングが注目されている. 本研究の目的は,足部内在筋の筋力増強トレーニングに伴う歩行中の足部内側縦アーチの動態の変化を確認することである. 本研究ではまず事前の実験として,電気刺激によって模擬的に再現した足部内在筋の筋収縮力の増強が,扁平足症例の歩行立脚期における足部内側縦アーチの動態を変化させることを確認した.次に,技術的難易度を伴う足部内在筋の筋力増強トレーニングの習得に際し,バイオフィードバックを利用することがこれの効率化に寄与することを確認した. 続いて,扁平足症例を対象にした8週間のランダム化比較試験を実施した.介入群は足部内在筋の筋力増強トレーニングをバイオフィードバック併用下で実施し,コントロール群は無介入とした.8週間の介入前後で,歩行立脚期における足部内側縦アーチの動態を三次元動作解析によって評価した.その結果,足部内在筋の筋力増強トレーニングが歩行中の足部内側縦アーチの動態を変化させることが確認できた. 本研究の結果から,足部内側縦アーチの低下に関係する下肢障害の治療や予防において,足部内在筋の筋力増強トレーニングが有効な可能性が示唆された.
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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