研究課題/領域番号 |
18H06475
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
1002:人間情報学、応用情報学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤原 正浩 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教 (30825592)
|
研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | センシング / フェーズドアレイ / 位相最適化 / ミリ波 / 生体センシング |
研究成果の概要 |
焦点走査方式のフェーズドアレイ型ミリ波イメージャを構成する上で問題となる、焦点位置切り替え時の各発振子位相不連続を低減する大域的位相変動最小化法を提案した。これにより、位相不連続に由来する振幅変動によって生じるイメージャの誤差が低減されることが期待される。提案法の有効性は、ミリ波イメージャの送信部と類似の構造をもつ超音波フェーズドアレイに本手法を適用し、振幅変動が実際に低減されることにより確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大域的位相変動最小化法により、焦点走査方式のフェーズドアレイ型ミリ波イメージャを開発する際の、振幅変動による誤差の低減が期待される。また、提案法はミリ波イメージャに限らず一般のフェーズドアレイ構造の送信部をもつデバイスに適用可能であり、例えば超音波フェーズドアレイに適用することで可聴域の周波数成分の発生を抑制するなどの性能向上が可能である。
|