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集団構造を考慮した言語変化のプロセス解明のための数理的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18J00484
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 日本語学
研究機関東京大学

研究代表者

小野原 彩香  東京大学, 大学院理学系研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2023-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2022年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードLanguage Evolution / 系統推定 / Phylogenetic tree / MCMC / Cultural Evolution / linguistic diversity / Tag-Based Cooperation / Ethnic marker / Coordination/Cooperation / Trust game / Spurious correlation
研究実績の概要

本研究では、日本語の変化のプロセスとメカニズムを、集団構造を考慮して数理的に解明することを中心課題としている。出産・育児のための中断期間(2019年5月~2021年3月)を経て、今年度は実質採用2年目の報告となる。今年度は本研究の目的を達成するために、①アクセントに基づく協力行動とそこから敷衍するアクセントの多様性に関する研究、および、②日本語アクセントについての系統樹をマルコフ連鎖モンテカルロ法にて構築するという一連の研究を行った。
①については、1年目に成果の一部を公表し、その結果を元に、調査協力者の音声解析を作業を行った。解析を自動化するために音声認識システムであるJulius 音素セグメンテーションキットを使用した。
②における系統樹作成の作業段階には、アクセントの系統樹作成において、A. 事前分布として使用するデータを整備する、B. シミュレーションを行う、C. 結果を解釈するの3段階がある。このうち、AとCについて主に担当し、Bについての実装部分は共同研究者が担当した。成果については、国内外の学会で発表済みもしくは発表予定である。Aのデータは、金田一(1978, 2002)などで公表されているアクセント地図を元に、最新の研究情報がある場所については、その情報に置き換え、20kmメッシュの緯度経度情報を付加し、地理空間情報データとして解析可能にしたものである。この整備したデータについては、論文公表後に公開を予定している。
特別研究員としての研究期間はこれにて終了となるが、引き続き、成果の公表に向けて準備を整えていきたい。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2021 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2022 2021 2018

すべて 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)

  • [学会発表] Conditions for Japanese lexical-pitch accents to change from a complex to a simpler state2022

    • 著者名/発表者名
      Ayaka Onohara, Takuya Takahashi, Yasuo Ihara
    • 学会等名
      European Human Behaviour and Evolution Association Conference 2022
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] Bayesian analysis of human dialects in the presence of horizontal transmission ― application of coalescent and phylogenic models2022

    • 著者名/発表者名
      Takuya Takahashi, Ayaka Onohara, Yasuo Ihara
    • 学会等名
      BIOLOGY22 2022年2月17日
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] ネットワーク上の文化伝達モデルによる日本語アクセント様式の変異率・系統関係の推定2021

    • 著者名/発表者名
      高橋拓也, 小野原彩香, 井原泰雄
    • 学会等名
      日本人間行動進化学会大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 真似しにくい形質としてのアクセントの協力・協調行動における機能2018

    • 著者名/発表者名
      小野原彩香
    • 学会等名
      日本人間行動進化学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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