• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

新規受容体キナーゼが制御するトマト単為結果性の制御機構解明

研究課題

研究課題/領域番号 18J00528
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 園芸科学
研究機関筑波大学

研究代表者

嘉祥寺谷 幸子  筑波大学, 生命環境系, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2021-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2020年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード単為結果 / 植物 / トマト / 転写因子
研究実績の概要

トマト(Solanum lycopersicum, Sl)において、受粉なしで着果する単為結果性は重要な形質である。SlPAT-2は単為結果性を誘導する遺伝子であり、植物特有の転写因子と考えるZHDをコードしている。ZHDはヘテロダイマーやホモダイマーを形成して遺伝子発現を制御していると考えられる。本研究では、SlPAT-2が単為結果性を誘導する遺伝子発現制御の分子機構を明らかとすることを目的として以下の実験を行った。
Slpat-2の相補性検定を行うため、ゲノム編集により作出されたSlpat-2変異体にSlPAT-2を導入し、導入遺伝子が確認されたT1世代を獲得した。次に、SlPAT-2の細胞内局在を明らかにするため、タバコ一過的発現系により、GFPを付加したSlPAT-2のGFP蛍光を観察した。GFP単独では細胞全体で発現が見られたが、GFP-SlPAT-2/SlPAT-2-GFPでは核に強いシグナルが観察された。SlPAT-2は核に局在し、転写因子として機能することを示唆した。また、SlPAT-2のChIP-seqを行うため、同コンストラクトをトマトに導入してGFP付加PAT-2タンパク質を検出したが、トマト葉において、GFP付加SlPAT-2のシグナルが検出されなかった。そのため、ネイティブプロモーター下でSlPAT-2-FLAGを発現させた植物を使用し、ChIP-seq解析を行うことにした。
さらに、ゲノム編集により作成したSlPAT-2と同族ZHDの二重変異体で、非常に強い表現型を示した個体の単為結果性を評価するため、二重変異体および一重変異体(SlPAT-2に変異を持たない)を選抜して、それぞれ3、2アレルを獲得した。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Loss-of-function of a tomato receptor-like kinase impairs male fertility and induces parthenocarpic fruit set2019

    • 著者名/発表者名
      Takei H, Shinozaki Y, Yano R, Kashojiya S, Hernould M, Chevalier C, Ezura H, Ariizumi T
    • 雑誌名

      Frontiers in Plant Science

      巻: 10 ページ: 403-403

    • DOI

      10.3389/fpls.2019.00403

    • NAID

      120007133649

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] Target-AID法による単為結果性トマト作出2019

    • 著者名/発表者名
      嘉祥寺谷 幸子
    • 学会等名
      日本植物細胞分子生物学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] The optimization of single base editing technology by Target-AID in tomato2018

    • 著者名/発表者名
      嘉祥寺谷 幸子
    • 学会等名
      第15回 日本ナス科コンソシアム年会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演

URL: 

公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi