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戦略的な射精行動をもたらす神経メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18J00593
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 動物生理・行動
研究機関名古屋大学

研究代表者

田中 良弥  名古屋大学, 理学研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードキイロショウジョウバエ / 繁殖行動の神経メカニズム
研究実績の概要

動物のオスは射精の際に交尾経験や体サイズなどの配偶相手の状態に応じて、放出する精子の量を変化させることが知られている。この現象は「戦略的な射精行動」と呼ばれ幅広い動物種で観察されている。本研究では、キイロショウジョウバエを用いて戦略的な射精行動を実現する神経メカニズムを明らかにすることを目指す。キイロショウジョウバエでは、感覚情報処理の神経メカニズムが明らかになりつつある。本種を用いることで、射精とそれに伴う戦略をもたらす仕組みを高い解像度で理解できるのではないかと考えた。この目的を達成するために、キイロショウジョウバエの雄の行動を詳細に観察可能な実験系を確立することが重要である。
そこで、一匹の雄個体を拡大して子細に観察できる行動記録系を立ち上げた。さらに、先行研究によって射精を引き起こすことが知られている神経細胞群にチャンネルロドプシンを発現させ、光遺伝学的にこの細胞群を強制活性化することで、射精の際の雄個体の行動を観察することに成功した。今後は、この系をさらに発展させることで、射精の際に雄がとる行動を観察するとともに、雌に由来するどのような感覚刺激を受けて射精が引き起こされるのかを調べる。これによって、キイロショウジョウバエを用いて戦略的な射精行動をもたらす神経メカニズムの理解を目指す。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 行動の種特異性を規定する神経メカニズム-ショウジョウバエの求愛行動を用いた取り組み-2018

    • 著者名/発表者名
      田中 良弥・樋口 智大・古波津 創・佐藤 耕世・粟崎 健・山元 大輔.
    • 学会等名
      日本進化学会第18回 東京大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] An attempt to identify the neurons that are responsible for species-specific behavior using the flip-out mosaicism in Drosophila subobscura2018

    • 著者名/発表者名
      Ryoya Tanaka, Tomohiro Higuchi, Soh Kohatsu, Kosei Sato, Takeshi Awasaki and Daisuke Yamamoto.
    • 学会等名
      The 12th Japanese Drosophila Research Conference.
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ショウジョウバエ非モデル種を用いた求愛行動の進化をもたらす分子・神経メカニズム2018

    • 著者名/発表者名
      田中 良弥・樋口 智大・古波津 創・佐藤 耕世・粟崎 健・山元 大輔.
    • 学会等名
      第41回分子生物学会シンポジウム「ショウジョウバエを用いた行動の分子生物学」
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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