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1分子イメージングによる花粉管細胞誘引機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18J01077
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 ナノバイオサイエンス
研究機関名古屋大学

研究代表者

柳沢 直樹 (2020)  名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特別研究員(PD)

柳澤 直樹 (2018-2019)  名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードマイクロ流体デバイス / 花粉管 / Ⅰ分子イメージング
研究実績の概要

本研究の最終年度では、これまでの研究で開発したマイクロ流体インジェクターに花粉管の培養チャンバーを組み合わせたデバイスを作製した。実験に使用したシロイヌナズナの花粉管が伸長する長さは0.5ミリ程度であり、これまでに報告されていたマイクロ流体デバイスでは、シロイヌナズナの花粉管をデバイス外からデバイス内に誘導することは困難であった。この問題を解決する為に、花粉管の培養チャンバーを親水化することでチャンバー内の培養液の高さを薄くし、花柱の切り口から出てきた花粉管がすぐに流路へ入れるような工夫することで、再現性良く花粉管をデバイス内に入れることができた。また、開発したデバイスを用いて、インジェクションした蛍光分子の1分子イメージングを行った。インジェクションした蛍光分子の数を定量解析するために、30マイクロメートル四方のチャンバーをデバイス内に用意し、その中に入った分子の蛍光画像を全反射顕微鏡を用いて取得した。チャンバーの底部分はガラスになっており、ガラス表面に局所的な化学的な修飾を施すことで、蛍光分子がガラス表面に吸着するようにした。その結果、インジェクションを行った直後から1分子の蛍光ピークが観察された。検出された蛍光ピークの数を定量解析した結果、インジェクションの時間を上げるにつれて、1分子の蛍光ピークの数も増えていくことが確認された。この結果から、今回開発したインジェクターデバイスを用いることで、伸長する花粉管の先端部位に数分子程度の花粉管誘引分子を与えるための技術基盤を確立することができた。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [国際共同研究] ETH Zurich(スイス)

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] Trade-off between Plasticity and Velocity in Mycelial Growth2021

    • 著者名/発表者名
      Sayumi Fukuda, Riho Yamamoto, Naoki Yanagisawa, Naoki Takaya, Yoshikatsu Sato, Meritxell Riquelme, Norio Takeshita
    • 雑誌名

      mBio

      巻: 12 号: 2 ページ: 1-32

    • DOI

      10.1128/mbio.03196-20

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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