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ペプチドを用いたがん転移を阻害する抗がん剤の創製

研究課題

研究課題/領域番号 18J01128
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 化学系薬学
研究機関東京大学

研究代表者

山田 光博  東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードペプチド / がん / 薬物送達 / DDS / cPDC / PDC / 特殊環状ペプチドー薬剤複合体 / 抗がん剤
研究実績の概要

抗がん剤治療は、体全体のがんをその治療範囲とする点において他の方法よりも優れているが、抗がん剤治療によって生じる副作用は看過できない問題である。副作用が起こる主な原因としては、抗がん剤ががん細胞だけでなく正常細胞へも送達されることが挙げられる。さらに、抗がん剤が効きにくいがんに対する抗がん剤治療においては、この非選択性ゆえに抗がん剤の投与量を上げることができず、抗がん剤治療そのものを難しくする例も存在する。そこで本研究では、がん細胞選択的に抗がん剤を送達する方法論を確立・応用を目指した。これまでに、標的としているがん細胞で過剰に発現している膜タンパク質に結合する特殊環状ペプチドにリンカーを介して薬剤を結合させた特殊環状ペプチドー薬剤複合体(cyclic peptide-drug conjugate: cPDC)を合成しその活性を評価してきた。しかし、標的細胞選択的な活性の再現性が安定しないという問題が生じており、昨年度に引き続き、ペプチド部位等各構成要素が活性に及ぼす影響について検討を行った。様々な構造を持つ特殊環状ペプチドおよびリンカー、異なる作用点を持つ薬剤らとをそれぞれ組み合わせて種々cPDCを作成し、再現性を持って活性を示すcPDCを得た。詳細は論文発表をもって公表する。これまでに行なった構造改変と細胞障害活性との関係に関する研究は、これからのcPDC研究において、cPDCの合理的な設計指針を与える基礎研究として重要であると考えられる。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] Structure-activity relationship of pseudoknot-type hammerhead ribozyme reveals key structural elements for enhanced catalytic activity2019

    • 著者名/発表者名
      Yamada Mituhiro、Tanaka Yoshiyuki
    • 雑誌名

      Nucleosides, Nucleotides and Nucleic Acids

      巻: 39 号: 1-3 ページ: 245-257

    • DOI

      10.1080/15257770.2019.1669169

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] A cyclic peptide as a target cell selective drug delivery vehicle2019

    • 著者名/発表者名
      Mituhiro Yamada, Yukari Okita, Luyi Lv, Mitsuyasu Kato, Hiroaki Suga
    • 学会等名
      American Peptide Symposium 2019
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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