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中近世スイスにおける都市と周辺地域の諸勢力―都市フリブールを事例にして―

研究課題

研究課題/領域番号 18J02130
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 ヨーロッパ史・アメリカ史
研究機関愛知県立大学

研究代表者

神谷 貴子  愛知県立大学, 国際文化研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードスイス / フリブール / 市外市民 / Burgrecht / 領域拡大 / 宗教改革 / スイス西部 / 領域形成
研究実績の概要

本研究の目的は、スイス西部の都市フリブールを事例として、15,16世紀における都市と周辺地域の貴族との関係性を明らかにすることである。具体的には、この都市のA)市外市民権とB) Burgrechtについて考察する予定であった。
本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により中断していた特別研究員の採用を2023年2月に再開した。3月には、スイスのフリブールとベルンにおいて史料収集を行った。
研究課題B)については、採用の中断により、これまで史料収集が行えず十分な研究結果には至らなかったが、研究課題A)に関しては、本年度にスイスと日本で論文を発表することができた。とくに、スイスでもまだ研究がなされていない史料や研究対象を考察し、現地の学術雑誌に論文を発表できた意義は大きいと考えている。この論文は、スイスの学術雑誌オンライン公開サイト(E- Periodica)において、近く公開される予定である。
研究課題B)については、コロナの影響もあってまだ史料調査の段階ではあるが、今後、収集した史料を分析し、中近世スイス諸都市における市民、非市民を考察するとともに、都市間あるいは都市と周辺地域の中小貴族との関係性についても明らかにしていきたい。また、研究の方向性をやや転換して市民登録簿に記録された女性市民についても分析した。この分析結果については、フリブールの専門家と協議しながらスイスの学術雑誌に論文を発表する準備を進めている。今後は、女性だけではなく、市民のなかの特殊な存在、すなわちユダヤ人や聖職者らも含めて検討し、ドイツ語で論文執筆を進め、フリブールの学術雑誌に投稿することをめざしている(題目:Sondergruppen in der freiburgischen Buergerschaft)。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Die Ausbuerger der Stadt Freiburg in der ersten Haelfte des 16. Jahrhunderts (Forschungsbericht)2022

    • 著者名/発表者名
      KAMIYA, Takako
    • 雑誌名

      Freiburger Geschichtsblaetter

      巻: 99 ページ: 196-211

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 16世紀前半における市外市民―カトリック都市フリブールの市民登録簿から-2022

    • 著者名/発表者名
      神谷貴子
    • 雑誌名

      西洋史学

      巻: 274 ページ: 1-18

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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