研究課題/領域番号 |
18J12552
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
知能ロボティクス
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
木本 充彦 同志社大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2018年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 知能ロボティクス / ヒューマンロボットインタラクション / 引き込み現象 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、人とロボットが参加する複数人対話における引き込み現象(人が対話相手の利用する言葉や動作を無意識に模倣する現象)の基本原理を明らかにし、対話グループからロボットが認識しやすい語彙と文法で構築される発話を引き出すことで、発話の曖昧性を解決するロボットシステムを実現することである。本年度は、人とロボットが参加する複数人対話における引き込み現象の基礎的知見獲得のための実験を行った。具体的には「ロボット二体」対「人一名」、「ロボット一体」対「人二名」の複数人対話実験を行い、以下の二つの知見を得た。 1.語彙の引き込みはロボットが一台の場合よりも二台の場合により頻繁に生じる 一つ目の実験として、ロボット二体に対して人一名が物体を指示するタスクを設計し、ロボット二体対人一名の複数人対話において、(1)人はロボットの語彙に引き込まれるのか、(2)ロボットの台数が語彙の引き込み頻度に影響を与えるのか、を検証した。実験の結果、人はロボットが複数台の場合にもロボットの語彙に引き込まれ、語彙の引き込みはロボットが一台の場合よりも二台の場合により頻繁に生じることが明らかになった。 2.人は他の対話参加者の人よりもロボット相手により引き込まれる 二つ目の実験として、ロボット一体対人二名で行う道案内タスクを設計し、ロボット一体対人二名の複数人対話において、人はロボットと他の参加者のどちらの語彙により引き込まれるのか、を検証した。実験の結果、人は他の参加者よりもロボットの語彙により多く引き込まれることが明らかになった。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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