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遷移金属触媒を用いないアリールハライドの新規カップリング反応の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18J12657
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 合成化学
研究機関東京大学

研究代表者

吉田 拓未  東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2018年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードカップリング反応 / アリールハライド / 環境調和型 / ケイ素化反応
研究実績の概要

本研究は遷移金属を使用しない,環境調和型のアリールハライドとのカップリング反応を開発することを目的としている.今年度は本研究の1年目であり,初期検討で得られたアリールハライドのケイ素化反応の最適化や適用範囲検討を行うことで新規合成反応であるケイ素化反応を確立し,反応機構を同定することにより今後開発する様々なカップリング反応に関する有意義な知見を得ることを計画していた.
本年度途中で就職のため本研究を廃止したもののいくつかの具体的成果を得ることができた.研究計画に記載していた通り,アリールハライドのケイ素化反応の最適化に成功し適用範囲の検討を行うことで,新規合成反応であるケイ素化反応を確立し,成果を複数の学会や論文で発表することが出来た.また,実験と理論計算を併用することで反応機構の完全同定を実現した.その結果本反応は,今までにない反応機構を経て進行していることが判明した.これらのことから本年度途中で研究を廃止したものの,本研究の1年目に計画されていた研究は全て実施することが出来た.
また,同定された反応機構を基にして環境調和型の新規合成反応を見出すための検討を各種行ったところ,未発表ではあるが複数の新規合成反応を見出すことが出来た.本研究の目的は遷移金属を使用しない環境調和型のカップリング反応を開発することであり,見出された複数の新規合成反応を基に検討を行うことによってその目的が早期に実現可能であると考えられる.

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Silylation of Aryl Halides with Monoorganosilanes Activated by Lithium Alkoxide2018

    • 著者名/発表者名
      Yoshida Takumi、Ilies Laurean、Nakamura Eiichi
    • 雑誌名

      Organic Letters

      巻: 20 号: 10 ページ: 2844-2847

    • DOI

      10.1021/acs.orglett.8b00818

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] Transition-Metal-Free Silylation of Aryl Halides2018

    • 著者名/発表者名
      Yoshida, T.; Ilies, L.; Nakamura, E.
    • 学会等名
      The Second Japanese Spanish Symposium on Organic Synthesis
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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