研究課題/領域番号 |
18J13115
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮原 真紀 東京大学, 医学系研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2018-04-25 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2019年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2018年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ナースコール / 看護情報学 / 転倒リスクアセスメント / 看護理工学 / ナースコールログ / リアルワールドデータ / 転倒予防 / 医療安全 / 医療ビッグデータ / 看護管理 / 医療情報学 |
研究実績の概要 |
本研究では、病院の看護提供環境で発生しするナースコール、センサコール、看護必要度の記録、病床管理に関する記録、インシデントレポートシステムの記録着眼し、それらのログや記録データの蓄積データを統合した病棟医療情報データベースを構築した。これは入院患者および病棟で提供される医療に関するあらゆる情報を包含したデータベースによって、リアルタイムなアセスメントを実施するための基盤システムである。本年度はこのデータベースのデータ項目の改良および、患者の転倒リスクアセスメント手法の改良、その評価を実施した。先行研究と同様の手法であるロジスティクス回帰分析など古典的手法を用いたハイリスク患者の分類は良い精度を示さなかった。一方でScikit-learnによるランダムフォレストを用い、さらにグリッドサーチによるパラメータの最適化を行うことにより、感度・特異度の向上を達成することができた。 新型コロナウイルス感染症の影響があり、データベース項目の拡張のため医療機関から新規データ項目の取得など実施に至らない部分があった。これらは今後の課題であり、開発したデータベースの他領域への展開、その有用性の検証を示していく必要がある。また、本研究のシステムは病院の電子カルテシステムやDWHとは独立に開発したが、今後は病院情報システム内に実装し、生成されたログや記録情報がよりタイムリーに利活用できるシステムの構築手法を検討する必要がある。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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