研究課題/領域番号 |
18J13414
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
佐野 芽生 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2019年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2018年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | Mizoroki-Heck反応 / Thiol-Ene反応 / 糸状菌 / バイオビニル / ビニル化合物 / イタコン酸 / スクリーニング / vinyl compounds / screening / Mizoroki-Heck reaction / Thiol-ene reaction |
研究実績の概要 |
本研究ではビニル化合物に選択的なカップリング反応であるMizoroki-Heck反応とThiol-Ene反応を用いてビニル化合物(バイオビニル)生産微生物の選択的分離法の開発を行った。
研究計画に従い、主に糸状菌をターゲットとして、バイオビニル生産微生物分離用培地とMizoroki-Heck反応に基づくバイオビニルの選択的ラベル化を用いて、土壌からバイオビニル生産微生物の分離を試みた。その結果、バイオビニルの選択的ラベル化を用いたスクリーニングにより、イタコン酸生産微生物Aspergillus terreus S12-1、9-および10-ヒドロキシヘキシルイタコン酸生産微生物Aspergillus niger S17-5の分離に成功した。また、バイオビニルの選択的ラベル化と分離用培地を組み合わせてスクリーニングにより、イタコン酸生産微生物A. terreus S13-1の分離に成功した。さらに、A. niger S17-5が生産する9-および10-ヒドロキシヘキシルイタコン酸には細胞毒性があることを明らかにした。これらの成果は論文としてHeliyon、Scientific Reports、Microorganismsに掲載された。
以上より、バイオビニル生産微生物の選択的分離法を確立し、期待通り研究を進展させた。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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