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身体感覚を通じた場所化に関する文化人類学的研究―シベリア・ユピックを事例に―

研究課題

研究課題/領域番号 18J20444
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関京都大学

研究代表者

一戸 恒人  京都大学, 人間・環境学研究科, 特別研究員(DC1)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2020年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2019年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2018年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードアラスカ / ユピック / 空間 / 地理
研究実績の概要

本年度は、当初は米国アラスカ州セント・ローレンス島において現地調査を実施し、前年度の現地調査において機会に恵まれなかった狩猟・採集活動をはじめとする屋外活動への参与観察を行う計画であった。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により米国への渡航が制限され、計画時期に渡航することは不可能であった。調査地は離島であるとともに島内二村に島民が集中して居住しており、日常生活においても頻繁に互いの家を行き来し、寒冷地であることもあり屋内で多数の人が集まって交流する。自身の感染だけでなく遠隔地医療への負担を生じさせるリスク、また現地における活動の制限や住民の感情等を勘案し、本年度の現地調査は断念せざるを得なかった。国内における活動のみにて研究を展開するにあたり、セント・ローレンス島をはじめとする亜極北・極北地域の地域研究や、文化人類学・人文地理学・地理学・建築学等の関連分野における理論研究などを中心とし、文献研究を行なった。これら文献研究やこれまでの現地調査資料をもとにした成果物は、現在準備段階にある。また、研究計画の大幅な修正の必要に際して、文化人類学をはじめとする学問分野のみならず、地域を問わず人間の日々の暮らしのなかにこそ還元すべきだと考え、前年度後期から継続して、国内の建築設計事務所における参与観察活動を行なうこととした。この活動は日本における建築設計・施工の現場において、いかに空間が生成されてゆくのかを人類学的観点から整理し実地資料を収集することが目的である。 こうした活動をより円滑に行い、また本研究の学際的な発展を目指すため、令和二年度一級建築士試験を受験し、学科試験・製図試験共に合格するに至った。研究者としてだけでなく、技術者としてより広範囲における活動が可能となり、将来的に本研究の成果を広く一般社会に還元する機会が得られることとなる。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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