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身体化する道具:機能性の影響とその神経基盤

研究課題

研究課題/領域番号 18J21239
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 実験心理学
研究機関広島大学

研究代表者

平本 亮介  広島大学, 教育学研究科, 特別研究員(DC1)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2020-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2019年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2019年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2018年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード身体化 / 脳活動 / 感覚統合 / 身体所有感 / 固有感覚 / 頭頂領域 / 機能性
研究実績の概要

使い慣れた道具が身体に良く馴染むように,道具などの身体ではない対象が身体の一部であるかのように感じられることがある。こうした現象は身体化と呼ばれており,この感覚の生起には個人差があることが知られている。本研究では身体化について,心理学的・分子生物学的・脳科学的観点から検討を行っている。
身体化現象と脳活動との関連について,ラバーハンド錯覚と呼ばれる身体錯覚現象に着目した検討を行った。従来の研究では,受動的な感覚入力によって誘発されるラバーハンド錯覚に対応する脳活動が検討されている。一方で本研究では,能動的な運動遂行に伴う感覚入力によって誘発されるラバーハンド錯覚を対象に,身体化に関連する脳活動についての検討を行った。その結果,左頭頂領域のmu律動の抑制が錯覚を経験する事態において観察された。また,この抑制量は身体化と関連のある固有感覚の変動量と相関することが明らかとなった。これらの結果は,身体に馴染みやすい道具を設計する際に,mu律動の抑制量を指標とした感性工学的アプローチを行うことができる可能性を示唆している。

現在までの達成度 (段落)

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 形態的類似性と行為の意味性が身体認識に与える影響2019

    • 著者名/発表者名
      平本亮介,金山範明,宮谷真人,中尾敬
    • 学会等名
      日本認知心理学会ベーシック&フロンティアセミナー
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 形態的類似性と行為の意味性が身体認識に与える影響2018

    • 著者名/発表者名
      平本亮介・金山範明・宮谷真人・中尾敬
    • 学会等名
      日本認知心理学会第16回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 木の棒に対するラバーハンド錯覚 -意味ある行為遂行は錯覚を生じさせるか-2018

    • 著者名/発表者名
      平本亮介・金山範明・中尾敬・宮谷真人
    • 学会等名
      第10回多感覚研究会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 使える身体2018

    • 著者名/発表者名
      平本亮介
    • 学会等名
      Psychological Education And Conference for Enriching
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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