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炎症性サイトカイン産生ウイルスを用いたインフルエンザ脳症の病態解析

研究課題

研究課題/領域番号 18J21622
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 ウイルス学
研究機関東京大学

研究代表者

大河原 彩子  東京大学, 大学院医学系研究科, 特別研究員(DC1)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2018年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードインフルエンザウイルス
研究実績の概要

インフルエンザ脳症における炎症性サイトカインの病態への関与は、患者で高サイトカイン血症が認められることから提唱された。しかし、炎症性サイトカインの過剰産生が直接脳症に結びつくのかは不明のままである。そこで本研究では、炎症性サイトカイン産生ウイルスを作出してマウスに接種し、病態を解析することを試みた。
まず、インフルエンザAウイルス(PR8株)の非構造タンパク、NS1とNEPタンパクをコードする遺伝子の間に、炎症性サイトカインIL-1βおよびIL-6遺伝子を導入したウイルスをリバースジェネティクス法で作出した。ああああああ作出したウイルスはそれそれIL-1βとIL-6を特異的に産生した。これらのウイルスをマウスに経鼻接種し、体重と鼻腔洗浄液中のサイトカイン量を測定した。NS1とNEP遺伝子の間にGFP遺伝子を挿入した対照群と比べ、これらのウイルス接種群の鼻腔洗浄液中のサイトカイン量は、IL-1βウイルス接種群ではIL-1βが、IL-6ウイルス接種群ではIL-6が、それぞれ顕著に上昇した。しかし脳サンプルからは、サイトカインはほとんど検出できなかった。一方でIL-1β産生ウイルス接種群では、対照群と比較して、接種後数日の病態の悪化と体重減少を認めたことから、IL-1βがインフルエンザ感染における病態に寄与する可能性が示唆され、接種量や接種回数など、さらなる検討の余地はあると考えられる。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-05-01   更新日: 2024-03-26  

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