研究課題/領域番号 |
18K00083
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
岡光 信子 中央大学, 政策文化総合研究所, 客員研究員 (50447116)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | キリスト教 / インド / インカルチュレーション / 文化適応 / カトリック教会 / 儀礼 / 普遍性 / 多様性 / 移民 / 典礼 / 人生儀礼 / 個別性 / 普遍主義 / 現地適応 |
研究成果の概要 |
本研究が対象とするカトリック教会は、普遍性を標榜する宗教組織であり、教会の統一性を維持する普遍的な要素と宣教地における多様性のもとに、宣教活動を行っている。本研究の目的は、普遍性と多様性という対照的な要素が公的な儀礼に存在することに注目し、宣教地における文化や伝統を取り入れる現象「インカルチュレーション」について、具体的に現地調査を行い、情報を収集し、それについて検証するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、キリスト教のインドにおける現地適応の問題を取り上げるものである。キリスト教は、宣教の初期段階から現地社会で慈善活動を展開し、本来の宗教的意義に加え在地社会の文化的・社会的文脈で多重の世俗的役割を担ってきた。本研究は、宗教の持つ公益性の問題にも焦点をあて、宗教の現地への適応と定着が、移植先の社会的ニーズを満足させる過程の中に実現していくことを学術的に検証するという社会的意義を有する研究である。
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