研究課題/領域番号 |
18K00085
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 京都産業大学 (2022-2023) 共愛学園前橋国際大学 (2019-2021) 早稲田大学 (2018) |
研究代表者 |
岡井 宏文 京都産業大学, 現代社会学部, 准教授 (10704843)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 日本のムスリム / イスラーム / 地域社会 / タブリーギー・ジャマーアト / 移民 / 滞日ムスリム |
研究成果の概要 |
本研究は、タブリーギ・ジャマートをはじめとする日本のイスラーム団体やモスクを対象として、i)国内外に広がる組織・ネットワーク構造、活動を明らかにすること、ii)団体やモスク等で展開する活動に参加する人々の意識を明らかにすること、iii)地域社会の多文化化に伴う課題の解決に向けた視座を得ることを目的として以下の調査研究を実施し結果を報告した。(i)日本におけるタブリーギー・ジャマーアトの展開と、運動参加者間の緊張と交渉過程の分析。(ii)社会的活動、国内外のネットワーク、地域社会との関係の検討。(iii)ムスリムコミュニティの多様化、団体やモスクの社会活動の展開に関する情報の整理。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本のイスラーム団体やモスクの活動や活動に参加する人々の意識に注目して、地域社会の多文化化に伴う課題解決のあり様を検討した。その際、日本へのイスラームの定着過程や種々の変化(移住過程の進展と新たな活動の展開、社会的プロフィールの多様化、意識・態度の多様化に伴う参加者間の緊張・交渉・合意過程等)、国内外に広がるネットワークの影響を考慮した分析を行った。地域社会の多文化化伴う課題解決を、より多角的・広範な視野で検討することができた。
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